2014年4月14日月曜日

パスが通らない

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ホームページのFTPアドレスのパスが通らず、サイトのほうが更新できないので
という表現を見てどういう意味なんだろう?と頭をひねった。URLがわからなくなったという可能性もあるし、パスワードがわからなくなったという意味かもしれない。
もしかしたらと思って調べてみたらパスワードが通らないことを「パスが通らない」と略されるケースもあるようだからこれの可能性が高いなというところで落ち着いた。

プログラマーなどPCに詳しい人には常識だが「パスが通る(通ってる)」とはコマンドが通ること、プログラムの実体があるディレクトリのフルパスを全部書かなくてもプログラム名だけで実行できることを指す。具体的には環境変数にそのディレクトリが登録されてるってことだけど、まー、普通の人にはあまり縁がない表現だ。

しかし、「パスが通らない」なんて言われたら知ってる人ならすぐに環境変数のことだと思うので上記のような表現だとなんのことだ?と頭をひねってしまう。
「パスワードが通らない」の略か!なるほど言われてみるとそうなるが実に紛らわしい。しかしながら一般の人は本来の意味で「パスが通る」を使う場面などなさそうだから、そっちの意味で広まりそうな気がする。
すなわちWikiに縁がないからWikipediaをWikiと略したりUSBメモリーがUSBと略されたりそんな感じ。