今やってる「蒼の彼方のフォーリズム」を見てみた。
「恋と選挙とチョコレート」と同じくビジュアルはいい感じであらすじも面白そうだなと思ったんだけど開始5分位でちょっと不安。
なんでスカートのまま空飛ぶの?
パンツ見えるよね?余裕で。
通学手段なんだし現実にあったらまず間違いなく制服スカートやめてズボンかなんかになってるはずなのに、そこら辺が考慮されてなくてなんか先行き不安になった。
事情はわかる。スカートじゃなきゃビジュアルがイケてないからだ。女子、制服、スカート、それはもはやお約束で外すことができないんだろう。でもだからこそ作品を制作するにあたっての姿勢が透けて見える。要するに定番から外すことなく手堅い作品作りを目指してるんだろう。
逆にそれはきっちり世界観を固めて物語に没入できるような作品は目指してないということだろう。それが感じられたからこの作品ダメそうだなと思った。
反重力シューズができて人が空をとぶことが普通になった世界。その世界で人々の生活はどうなるか?そこでいろいろ想像力を働かせて説得力のある世界観を作ってこそ魅力があると思うんだけどな。飛び立つための停留所とか設定を作ったのに、女子高校生がスカートのままで空飛ぶとか、いやおかしいだろう?
せめて飛ぶ時だけスパッツをはく校則になってるとかできなかったんだろうか?そしたら普段はスカートだからビジュアル的にはなんとかなる。
んで、物語のどこかでスパッツがないのに飛ばなきゃいけない事情になって「絶対見ないでよね!」とかいう展開になれば美味しいじゃないか!いつも見せっぱなしより100倍いい!