2019年2月25日月曜日

そもそも有権者にまともな意志決定能力がないのではないのか? という調査 という記事を読む前からどうも民主主義というのはそろそろ限界なのではないか?と思い始めてきた。
Brexitといいトランプ大統領の当選といい、大衆受けだけ狙って理性的とは思えない主張が勝ってしまう出来事が続いてる。先日の沖縄の辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否の県民投票の結果もなんだか衆愚的だなと思う。
民主主義は国民それぞれが正しい判断で投票してることを前提として成り立ってるわけだけどそんなことないのは自明なわけで、消費税の賛否なんて投票させたら絶対に成立できない。税金は上げない、福祉は充実させる、当然借金まみれでそのままデフォルトするだろう。
選挙なんてその日の天気で結果が変わるんだから全く当てにならない。記事にもあるけど、今の大規模な機械学習で分析したらほとんど政策の中身なんて影響してないことがわかるだろう。
そして昨今のAIブームで制作決定もAIにさせたほうがまともな結果になるんじゃね?っていうのは至極まっとうな意見で、そうなると選挙なんて意味ないのでやらなくなって、そうなると国民主権って何?って状態になって民主主義が終了する。

それでいいんだろうか……。それはそれで合理的で今より人類は幸福になりそうだが、そうなると人間が家畜っぽくなってしまってどうにも嫌悪感がある。しかし、それを避けるシナリオが思いつかない。