2011年11月28日月曜日

細かいツッコミ:弊社

会社の内部の会議資料(丁寧語ですら使われていない)に
弊社のWebサイトには○○がない。
という感じで書いてあった。
もはや「お客様」と同じである種の定型文で、敬語という認識がないのだろう。本当に敬語なんて意味がない。敬語なんてなくなってしまえばいいのに。

それはおいておいても、この言い方を社内で使うというのはダメだろ。もうあまり意味なんてないんだろうけど、「弊社」は元々「オンボロ会社」という意味で「愚妻」や「愚息」なんかと一緒でへりくだる言い方だ。
もし、家族間で「愚かな妻」なんて言われたらブチギレだろう。同じように社内の会議なのに自分たちの会社を「オンボロ会社」と指してるのは、自虐にもほどがある。当社でいいだろ、当社で。

僕としてはこういう謙譲語は適切に使われていても、随分いやらしい感じがする。もう対外的にもこんなへりくだった言い回し必要ないと思う。全部当社で通せばいい。それで不快に感じる相手がいるのかね?
「当社とはなんだ!弊社と言え弊社と!」ってそれもまたすごい。

2011年11月5日土曜日

細かいツッコミ:レベリング

ネットゲームで結構見かけるんだけど、レベルを上げることを「レベリング」という文化があるようだ。

もちろん、"leveling"のことだろうが動詞の"level"は「水平にする」だし"leveling"は「平ら、水平にすること」だ。キャラクターのレベルを上げるというよりは逆の意味だろう。

それでもなおかつレベリングという言葉が広まるのは「ガイシュツ」のように何か元ネタがあったのか?それとも、なんとなく「レベルを上げる」だからレベリングと言ってるの?みんな辞書も引かないの?馬鹿なの?死ぬの?

あまりに適当な言葉の使い方が腹が立つ。みんな海外に行って「オーダーメイド」とか言ってりゃいいんだ。
和製英語は本当に厄介。最初から意味がわからなければ調べるのに、なまじ「この単語知ってる!知ってる!」って思うから調べない。んで通じない。おかしいな?と思って辞書引いてみたら違ってたという面倒くさいパターン。

「レベリング」が定着しちゃうとこれで「レベルを上げる」って意味だと本気で勘違いする奴が現れないとも限らない。こういう迷惑な表現は撲滅してしまえばいい。